Gent

ブリュッセルから電車で30分、ベルギー第三の都市ゲントにも寄ってきました。中世の街並が残る市内を囲む様に、穏やかな川が流れ、歩いて回れる程のちいさなエリアに、ぎゅっと魅力の詰まった美しい街でした。

このちいさな街に、素晴らしいデザインミュージアムがあります。コレクションは、なかなかお目にかかれない量の様式家具、この街出身のヴィクトール・オルタの家具や室内装飾、ベルギーを代表するマールテン・ヴァン・セーヴェレン氏や、ピエト・ストックマン氏のコンテンポラリーデザイン等々。さらに倉俣史郎氏の企画展と、大興奮鼻血寸前の内容でした。

オーバーヒート気味の頭を、ベルギービールでクールダウンさせ帰路に着きました。

 

Bruxelles

今年最後の遠征はベルギーになりました。
ベルギーの高速列車タリスで、ブリュッセル南駅に着くと、早速ベルギーの人気者タンタン君が出迎えてくれました。小僧なんて呼ばれているジュリアン君も健在です。ベルギーはムール貝も有名で、ご当地ビールと供においしく頂きました。

ブリュッセルは、アールヌーヴォーを建築に最も早く取り入れた、ヴィクトール・オルタや、ポール・アンカーが活動した土地で、数々の名作が現存し、当時のデザインを学ぶ上で欠かす事のできない場所でした。細部の細部まで魂のこめられた意匠からは、装飾という言葉では表現しきれない、あたたかな魅力を感じ、ホクホクした気持ちでいます。

 

London

北駅からユーロスターにのって、ロンドンに行ってきました。
街へ着くと、レンガ造りの建て物が立ち並び、曇り空はずっしり重く、今にもシャーロック・ホームズが現れそうな、イギリスの風景が目に飛び込んできました。
電車で2時間ちょっとの移動で、パリとは全く別の空気が漂っている事に驚きました。
訪れたい場所が多く、駆け足での滞在になってしまいましたが、かねてよりの望みも叶い、大充実の旅になりました。
ロンドンで見たものを、ばらばらと掲載させて頂きます。


 

MONDIAL DE L’AUTOMOBILE

少し前になってしまいますが、ヴェルサイユで開催されていて、パリモーターショーに行ってきました。
五大モーターショーの一つに数えられ、二年に一度開催される、世界でもっとも歴史あるモーターショーという事で、多くの人で賑わっていました。
自動車を見るのは大好きなのですが、知識に乏しい僕の視点で、振り返りたいと思います。

フランス車ブースはスペースも広く、趣向を凝らしたブースデザインが印象的でした。
ルノーの小型電気自動車トゥイージーは、フランスの駐車事情から考え、とても便利で可愛らしい自動車に思えました。

メルセデスベンツはSLSのEV車が目玉でした。世界最速の量産市販電気自動車という事です。価格は41万ユーロとの事。うーん、欲しい。。。

ロールスロイスはアールデコをテーマに掲げており、美しく分かりやすいプレゼンテーションが素敵でした。うーん、ロールスロイスも欲しくなってきました。。。

そして、レクサスブースにて、後ろ姿が目に飛び込み、その造形の美しさに惹き付けられたLF-CC。担当されたのは大学の先輩という、刺激的な事実を後から知り、とても感動しました。