本年も宜しくお願いいたします。
ブリュッセルから電車で30分、ベルギー第三の都市ゲントにも寄ってきました。中世の街並が残る市内を囲む様に、穏やかな川が流れ、歩いて回れる程のちいさなエリアに、ぎゅっと魅力の詰まった美しい街でした。
このちいさな街に、素晴らしいデザインミュージアムがあります。コレクションは、なかなかお目にかかれない量の様式家具、この街出身のヴィクトール・オルタの家具や室内装飾、ベルギーを代表するマールテン・ヴァン・セーヴェレン氏や、ピエト・ストックマン氏のコンテンポラリーデザイン等々。さらに倉俣史郎氏の企画展と、大興奮鼻血寸前の内容でした。
オーバーヒート気味の頭を、ベルギービールでクールダウンさせ帰路に着きました。
少し前になってしまいますが、ヴェルサイユで開催されていて、パリモーターショーに行ってきました。
五大モーターショーの一つに数えられ、二年に一度開催される、世界でもっとも歴史あるモーターショーという事で、多くの人で賑わっていました。
自動車を見るのは大好きなのですが、知識に乏しい僕の視点で、振り返りたいと思います。
フランス車ブースはスペースも広く、趣向を凝らしたブースデザインが印象的でした。
ルノーの小型電気自動車トゥイージーは、フランスの駐車事情から考え、とても便利で可愛らしい自動車に思えました。
メルセデスベンツはSLSのEV車が目玉でした。世界最速の量産市販電気自動車という事です。価格は41万ユーロとの事。うーん、欲しい。。。
ロールスロイスはアールデコをテーマに掲げており、美しく分かりやすいプレゼンテーションが素敵でした。うーん、ロールスロイスも欲しくなってきました。。。
そして、レクサスブースにて、後ろ姿が目に飛び込み、その造形の美しさに惹き付けられたLF-CC。担当されたのは大学の先輩という、刺激的な事実を後から知り、とても感動しました。
大学の先輩で、陶芸家の田中啓一さん(あじさん)の展示会におじゃましました。
会場は、パリから電車で二時間、車で一時間程の、La Borneという陶芸の街にある、窯や工房を併設した、陶磁器美術館です。
森に隣接した気持ちの良い環境の中で、男らしい大胆さと、繊細な仕事が同居した、あじさんの世界を堪能させて頂きました。
あじさん、貴重な機会をありがとうございました。
ちいさな街のあちこちで、陶芸家の工房や、その作品を扱うショップに出会う事ができます。
パノラマ写真は、滞在中何から何までお世話になった、マチコさん宅から望む、ぶどう畑です。
ワインが有名なSaint Seineという街の、丘に建つ素敵なお家で、夢のような日々を過ごさせてもらいました。
シュークルート、ビーフシチュー、ラクレット、連日のおいしいディナーも決して忘れられません。
マチコさん、晶子さん、章子さん、ありがとうございました。
パリからTGVで一時間半程の、ロレーヌ地方ナンシーへ行ってきました。
ナンシーは、アール・ヌーヴォーが栄えた街で、エミール・ガレ等の多くのアーティストが活躍した地です。この血を濃く受け継ぎ、幅広い分野で活躍したジャン・プルーヴェの仕事を、この眼で見る事が、旅の目的でした。
十月末まで、市を挙げてのプルーヴェイベントという事で、市内3つの美術館で展示会が開催され、幸運にも氏の自邸とアトリエも見学する機会に恵まれました。さらに街のあちこちで、現存する初期のロートアイアンの仕事にも、出会う事ができます。
装飾芸術であるアールヌーヴォーとプルーヴェの工業的な仕事、半信半疑だった繋がりをこの地で確認する事ができました。
ナンシー派たる創作精神に触れ、襟を正す思いでいます。